2013年7月15日月曜日



「やばい!つけま忘れちゃった!!!!」イベント会場で、スタジオでそんな状況になっても大丈夫。フォトショップはいつでもみなさんの味方です。今回はフォトショップの中でも特に便利な「ブラシ機能」の使い方を、つけまつけながら習得していきたいと思います。

■工程の流れ
1.新規レイヤーを作成
2.つけまつげブラシの読み込み、または置き換え
3.まつげの色・サイズを決めて描画
4.変型ツール(ワープツール含む)などで調整
5.アイラインをいれて馴染ませる
6.不透明度の調整

大まかには以上です。

■ところで「ブラシ」って何?
つけまつける方法の前に、軽くブラシについて説明を。ブラシは、筆先のようなもので、これをフォトショップでは様々な形のものに変えることができます。自分でオリジナルのブラシを作ることもできます。筆のようなタッチを表現したり、ハンコのような表現も出来ます。今回は、ハンコ的な使い方になります。初期状態でいくつかのブラシが入っていますが、さらに別のブラシを読み込んで拡張することが可能です。ブラシ探しの旅をネットですると、3日は飽きることはないでしょう。

■つけまつげのブラシをゲットする
こちらからつけまのブラシをダウンロードしてください→ここから
クリックしたページの右側に「Download File」とかかれているところがあるのでそこをクリックします。自動的にダウンロードが開始されます。
ファイル名は「HIGH__END_Eyelash_Brushes_by_Ruud92 2.abr」です↓

フリーソフト、GIMPでもフォトショップのブラシを使えるようにできるらしいですよ。
こちらのサイトから。

■ブラシを読み込む、置き換える方法
ブラシツールを選択した状態で、下図の設定ボタンをクリックすると以下のメニューが出ます。



ここで、「ブラシファイルの読み込み」か「ブラシの置き換え」を選択します。読み込みを選択すると、現在のブラシパレットに追加されます。置き換えを選択すると、新しいパレットが作成されます。パレットをリセットしたい時は「初期設定に戻す」を選択しましょう。置き換えると下図の状態になります。



以上で、ブラシの拡張方法の解説は終わりになります。では本題へ・・・・。
サンプルはこちらです。



1.新規レイヤーを作成
操作:「command + shift + N」(winはctrl + shift + N)で新規レイヤーが作成されます。 ダイアログボックスがでますが「OK」で大丈夫です。

2.つけまつげブラシの読み込み、または置き換え
操作:これは上で説明していますので省略します。

3.まつげの色・サイズを決めて描画
操作:色は基本黒(or 濃い茶色)で。サイズは今回は65ptにしてみました。目のあたりでクリックします。※新規作成したレイヤー上でクリックしてください。

4.変型ツール(ワープツール含む)などで調整
操作:まつげの描かれたレイヤーが選択された状態で「command + T」で変型できます。目のラインに合うよう、試行錯誤してください。完全に合わなくても大丈夫です。




5.アイラインをいれて馴染ませる
操作:隙間がどうしても出来たりしますので、そこに黒でラインを引いて、目とまつげを馴染ませます。下図はラインを引く前の状態




6.不透明度の調整
操作:そのままですとそうとう黒く強いので、透明度を調整します。目安は「50%から70%」くらいです。状況に合わせて変えてみましょう。 完成したものが下図になります。



いかがでしょうか。このサンプルの写真に関しては、どちらのほうが良いか意見がわかれそうですが、効果的な場面は出てきそうですね。フォトショップ上で行うことで、赤や青といったつけまつげも簡単に付けられるのも魅力かもしれません。

今回の教材として使用させていただいたつけまつげブラシ以外にも沢山のつけまブラシがあります。まとめているサイトがありますので、最後にそちらをご紹介!
27 Sets Of Free Eye Brushes For Photoshop

written by cargot